でもこのトルク、実際のところ、人間の手で締めつけた力を数値化し、表現・理解することはできませんよね。そこで必要となるのが、トルクレンチです。数学が苦手で計算式に頭が痛くなったという方も、これなら大丈夫! 同様に、あるトルクレンチでトルク2N・mの回転の力が中心にかかっていたときの、トルクレンチの中心から手までの距離は0.4mでした。 トルクレンチは使用に伴い、測定精度に狂いが生じる可能性があります。定期的(年1回以上を推奨)に精度確認(校正及び必要に応じて調整)をしましょう。 「校正」とは、トルクレンチテスタでトルクレンチの精度を点検、確認する作業です。 荷重3 × 距離5 =トルク15 N・mと求められました。 逆にトルクと距離から荷重を計算していきましょう。 例題2. 改めまして、トルクレンチを延長した際のトルク値計算方法は以下となります。 「規定トルク×有効長÷(有効長+延長分)」 滅多に計算する事はないはずですが、せっかくトルクレンチを使うのですから、正しいトルク値で設定してくださいね。 3 トルクを計算してみる; 4 有効長の時; 5 有効長より長く持った時(筒の50mm外側を握った時) 6 有効長より短く持った時(有効長より50mm内を握った時) 7 トルクレンチの仕組みと構造から持つ位置でトルクが変わる理由を考える【まとめ】 トルクアダプターセット 4ピース 差込角3/8"(9.5mm) 11-560. 3 トルクを計算してみる; 4 有効長の時; 5 有効長より長く持った時(筒の50mm外側を握った時) 6 有効長より短く持った時(有効長より50mm内を握った時) 7 トルクレンチの仕組みと構造から持つ位置でトルクが変わる理由を考える【まとめ】 同様に、あるトルクレンチでトルク2N・mの回転の力が中心にかかっていたときの、トルクレンチの中心から手までの距離は0.4mでした。 トルクレンチ、アダプターの有効長の単位(mm・cm)は揃えて入力してください。 トルクレンチの有効長(A) 差し込み部の中心からグリップ中心までの長さ(トルクレンチによっては切り欠きの線があるものもあります。正確には説明書等を確認してください。 荷重3 × 距離5 =トルク15 N・mと求められました。 逆にトルクと距離から荷重を計算していきましょう。 例題2. トルクレンチに取り付けて使用します。ソケットレンチではどうしても締められない場所にあるボルト・ナットのトルク管理に大変便利なトルクアダプターセットです。 上の画像では、すでにアダプター有りになっていますが「a:トルクレンチの有効長」というのがポイントで、ソケットをつけるところから手持ちの中心までとなっています。 これを自分のトルクレンチに当てはめてみると、有効長は240㎜となりました。 タイヤの交換などで使うトルクレンチ、ボルトを締め付けるトルクの単位を知っていますか。現在ではN・mが使われていますが、以前はkgf・mが使われていいました。トルクレンチに設定する単位について、トルクレンチの単位の変換方法などをご紹介します。